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2005/06/17

魂の目

 先日、東京の有名私立高校の入試問題(英語読解)に「ひめゆり学徒隊の語り部は退屈」という記述があったとニュースで聞いた。
 この入試問題は、英語教師の一人が沖縄を旅した時の体験をもとに作成されたらしい。もちろん、その高校の英語担当の教師やその上司(にあたる人)たちもチェックしてOKを出している。

 私も沖縄には何度か訪れたことがある。もちろん、ひめゆりの塔にも足をはこんだ。
 今で言えば、高校生くらいの少女たちが親元を離れ、傷病兵の看護にあたった「ひめゆり学徒隊」。
 あの狭くて暗い壕の中で、病人の血や排泄物の臭いにまみれながら看護した彼女たちの姿を想像すると、人間としてはもちろんのこと、同じ女性として、医療従事者として、その場に立っていることができないくらい辛かったことを思い出す。

 前述のニュースを聞いた時は、やり場のない怒りで涙が止まらなかった。あの場所を訪ねて「退屈」しか感じなかったのか…。

 そんな想いを抱えていたら、先日地元の新聞のコラム欄でもこのことが取り上げられていた。
 

“(前略)西洋の倫理学者は言った。「想像力は魂の目である」(中略)発覚してすぐに沖縄を訪れ謝罪した。「沖縄の心を分かっていなかった。一からやり直します」。魂の目は磨けば光る。”
 

 すくわれた気がした。
 
 

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コメント

ごんちゃん、こんにちは!
北海道のはまちゃんです。
ごんたちゃん、かわいいね。

「想像力は魂の目である」
なるほどね!
はまちゃんも大学のカウンセリングの授業で、同じようなことを時々話しています。
対人援助の本質は想像力だと思います。
相手は何を感じ、どう考え、どうしたい、どうして欲しいと思っているのか?
それを相手は適切に表現出来ないことが多い。
それをありありと感じるには想像力と直感が不可欠だと思います。
それも、こちら側の思い込みや押しつけではないもの、自分を離れて初めて気がつくものが。
大切なことをあらためて考える時間になりました、有り難う。
また来ます!

投稿: はまちゃん | 2005/07/14 06:34

はまちゃん、ありがとうございます!

「対人援助の本質は想像力」
自分の仕事を振り返ると身にしみます。
介護保険の仕事に携わった時、介護をする人、介護される人、介護サービスを提供する人たちと触れ合うなかで学ばせていただきました。
日々、勉強です(^o^)/

投稿: ごん | 2005/07/14 15:08

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