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2006/06/15

梅干し

梅干し

 6度目の治療が終わって3日目。前回はもう普通の食事をしていたが、今回はいまひとつ食が進まない。

 朝はお粥130グラム(通常の半分)とりんごジュースが入ったが、昼はほとんど何も口にできなかった。 喉から胃にかけて何かが詰まっている感じだ。
少々落ち込んでいる私に「ゆっくりでいいですよ。」と、ナースが声をかけてくれた。

夕食の時間になった。看護助手さんが、ベットサイドまで持ってきてくださった。
「何か食べられるものはないかなぁ」と順番に器のフタを取っていった。
ツクネか…、うっ。ヒジキの煮物だ…、これはダメだ(>_<)。野菜サラダ、これは食べられそう。
最後の小皿に手がのびた。
「梅干しだぁ!」
これは食べられる、むしろ食べたいと思った。
その梅干しが、キラキラしてご馳走のように見えてきた。

 当たり前だが、献立表以外のものは、こちらが指定しないと出てこない。
 しかし今回は、私の食が進まない状況を察知した栄養管理部門のスタッフが、気をきかせて梅干しをつけてくださったのだろう。
 そのことが、とてもうれしかった。顔も知らないスタッフから応援されているような気になった。

 私は、梅干しでお粥をおいしくいただくことができた。
ありがとう。ごちそうさまでした。

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