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2007/02/28

 今日は同室の人々を紹介しましょう(プライバシー保護のため一部状況は変えています)。

 病室の奥からAさん(70才代後半)、私、Mさん(80才代前半)、Sさん(同)。つまり、私以外はみなさん高齢者なのです。
 正確なデータが今手元にはありませんが、あと10年くらいすると国全体がこうなるのかなあ…、なんて考えてしまいます。

 話をもとに戻しましょう。
 Aさん、日常生活はほぼ自立されています(あ〜、この表現、介護保険の担当をしていた頃が懐かしい…)。
ただ、トイレの回数が多いためポータブルトイレを使っていらっしゃいます。
二人でよくおしゃべりをするんですよ。
 Mさんは日常生活のほとんどに介護が必要です。
身体(ベッド)を起こしてお膳を整えれば、食事はなんとか自分でなさいます。
排泄はオムツ。コミュニケーションはゆっくりですが可能です。
 最後はSさん。
ベッド上安静が必要な人のようです。排泄はポータブルトイレ。
ナースコールを頻繁に押されます。今朝は「私の肌着がない、靴はどこに行った…」と言う声で目が覚めました(´Д`)
介護保険では、家族が期待するより介護度が軽くなりやすいタイプの人ですね。

 昨夜はポータブルトイレを使う二人が同時に便をされ、「プスッ」とか「ブリブリブリ」という音がステレオで聞こえました(食事中の人ごめんなさ〜い)。
 その後はMさんのオムツ交換。ほのかな便の臭いが…。
 大部屋に慣れたせいか、もともと臭いに鈍感なせいか、私はこの状況があまり気にならないのです。ホントに。
 その証拠に、私は朝までぐっすりでした(^_^)

 それよりも愛しいくらいですよ。
だって、便や尿が出るってことは生きてるってことですものね。
 健康な時はなんでもないような行為なのに…。

 さて、今夜はどんな音が聞こえるでしょうか。楽しみ!

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2007/02/27

保健師職能ピンチ!

 「日本には、医師など病気治療のプロはいますが、予防のプロはいません。そこで時代のニーズに合わせ、予防のプロを育てようと考えました」(クロワッサン3月10日号より引用)

 この部分が最初に私の目に飛び込んできました。
 「健康コンシェルジュ」の仕事を紹介した記事です。

「え、え、え〜!?」(。。;)

 ‘予防のプロ’って私たち保健師じゃないのおぉ〜。
 そう思いながら先程の文章を3回読みました。が、同じ文章でした…(当たり前)。

 記事によると、健康コンシェルジュとはNPO法人ナチュラルビオティック推進協議会(http://www.nabio-academy.jp/)が認証している資格で、昨夏誕生したそうです。
 健康に不安がある(半健康)人に、検査データをもとにしながら笑顔でアドバイスしている女性の写真が大きく誌面を飾っていました。
 企業や介護施設などからの派遣依頼や求人もあるらしいのです。

 うかうかしていると、保健師の仕事を持っていかれちゃいますよ。
 全国の保健師のみなさ〜ん(ノ゜O゜)ノ

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2007/02/26

生涯学習のすすめ

 「どんなに栄養があっても、毎日バターばかり食べていればメタボリック症候群になる。人権は大切だが、尊重しすぎたら日本社会は人権メタボリック症候群になる」

 あー、またか…と怒りを通り越して悲しくなりました。
 伊吹文明文部科学大臣が25日、長崎県長与町で行われた自民党支部大会で発した言葉です。
 柳沢厚生労働大臣の「産む機械」などの発言の時から考えていたのですが、いったい彼らの人権教育はどうなっているのでしょう。

 人間は年を重ね、様々な経験をもとに物事の考え方が固まってきます。
 これは人間が生きていく上で必要なことです。が、反面‘私は〇、あなたは×’と考え相手を攻撃(いじめ、虐待、殺人など)してしまい、逆に‘私は×、あなたは〇’と考えれば自分を攻撃(うつ、摂食障害、自殺など)してしまうのではないかと思うのです。
 ‘私も〇、あなたも〇’、でも違いはあるよね。だったら話し合いましょう!(人間として)対等に率直に…。
 こんな世の中にしたいなあと思って、私は日々生きています。

 自分(の人権)も相手(の人権)も尊重するのに「しすぎる」という表現はないと思います。
 「Aさんの人権は2割くらい尊重すればいいや」とか「Bさんの人権は120%尊重しなきゃ」なんて考えられませんもの。

 人間は学校を卒業したら勉強は終わり、ではないと思うのです。
 「生涯学習」という言葉があるように、自分のモノサシ(価値観の幅)を長くする(広げる)ために「学習」が必要だと考えます。大臣であろうと一市民であろうとです。
 学んで気付けば人間は変わると私は確信しています。
 今、国会に必要なのは人権学習プログラムだと思います。それも受け身ではなく参加型の。

 だって人権が尊重されない国は「美しい」とは言えない、私はそう思うからです。

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2007/02/25

ゴンタと対面

 相方がゴンタを病院に連れて来てくれました。
 久しぶりの対面に、私は朝からワクワク。

 病院のロビーに着いたという知らせを受け、エレベーターに乗り込みます。
 エレベーターの扉が開いたらゴンタの「かあちゃ〜ん」と言う声がロビーに響いて、私はしっかりとゴンタを抱きしめる…ホームドラマのようなシーンを思い浮かべながら。

 ところが、ゴンタはロビーのソファーにちょこんと座って、私が近づいてくるのをニコニコして見ているだけです。
 私が‘お供’を連れていたせいでしょうか、近寄ろうとしません。
 涙のご対面を期待していたのに、なんだか拍子抜けしてしまいました。

 「想像と違うでしょ。気丈に振る舞っているみたい。」と相方。
 「保育所でお友達と仲良くしてる?」「〇〇くんとケンカした…」
 「昨日は何食べたの?」「おさかな」
 時々「かあちゃん」と呼ぶので、いつもやっているように「ゴンタ(実際は子どもの名前)」と同じ抑揚で返しました。
 最後に「かあちゃんは、この管が取れたら帰ってくるからね。もう少し待っててね。」と言いきかせましたが、ゴンタは私の胸のあたりを見つめたまま黙っていました。

 30分程たったところでゴンタは相方に手を引かれて帰っていきました。ニコニコしながら私に手を振って…。
 相方が後でくれたメールによると、ゴンタは帰りの車の中、涙目で歯をくいしばっていたそうです。
 あ〜、早く家に帰りたい(;_;)

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2007/02/23

おんな友達

 今日は高校時代の友人が3人病院に来てくれました。私が入院していなければ、洒落たお店でランチでもしていたはずでした。

 彼女たちはそれぞれ仕事をもっていてシングルです。
 近況報告が終わると、話は自然に「結婚」や「子ども」に流れていきます。
 「子どもは欲しいけど相手がね…。」
 「子ども産むのにも年齢制限があるよね。」
 いつもここに軟着陸するのです。
 そして決まって私はこう言うのです。
 「結婚とか子どもとかこだわらなくていいんじゃない?みんなが充実した人生を送っていればさあ。」

 帰り際に真面目な顔で「今年中にいい男性(ひと)みつけないと…。」とA子。
 ねぇ、それ毎年言ってな〜い?

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2007/02/21

私のお供

私のお供
 これが私の‘お供’です。
胸にたまった空気を抜いて肺を広げてくれる医療機器です。
左側から出ている管が私の胸に入っています。
 右側の液体は、私がしゃべったり咳をしたりするとブクブクと音をたてます。
今日のレントゲンでは、肺がまだ数センチ縮んでるいるとのこと。
‘お供’を連れた病院暮らしはもう少し続くようです(-.-;)

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2007/02/20

留守中のゴンタ

 “さすがに昨晩は寝る時に、かあちゃんの布団で泣いていたよ。抱きしめて、「(かあちゃんは)すぐ帰ってくる」と話したら、ぐすぐす言いながら寝ました。朝はステレオの上の写真見ながら「かあちゃんいないもんね」と呟いてました。”

相方からこんなメールをもらうと、ゴンタの姿を思い浮かべて目頭が熱くなります。
 あらかじめ入院日がわかっている時はきちんと言いきかせるのですが、今回は突然でしたからね…。
 ゴンタ〜、待っててね〜(T_T)

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2007/02/19

即入院(>_<)

今、病院のベッドの中です。左の胸から管が出ています。
また肺に穴があきました。気胸をおこしたんです。あー(>_<)
今朝ゴンタをおんぶして保育所の階段を上ったのに…。
あ、そのせいではありませんよ。念のため。
いつ破けたかわかりませんが、ここのところ咳が続いていたので、そのせいでしょう。

ベッドが空いてないため、今夜はナースステーション横の回復室で寝ます。お隣りは腎結石の手術後のようです。
おやすみなさい(-.-)zzz

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2007/02/15

2クール終わりました

 TS1(ティーエスワン:抗がん剤)の2クール目が終わりました。
 今回は胃腸のあたりがスッキリせず、食欲はいつもの半分くらいでした。
 う~(>_<)
 手は黒ずんで、あちこちひび割れてきました。

 そのひび割れを見てやさしく言うんです、ゴンタが。
 「ここ痛い?あかちゃん(指)痛い?」
 ううっ…(ToT)
 

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2007/02/10

参観日

 今日は年に1度の参観日です。もちろんゴンタの保育所の。
 土曜日でもあり子どもの数は平日より若干少なめですが、0~3歳児あわせて10人。
 2、3歳の子は保護者が見てるとあって、ややテンションが高めかな?
 ゴンタも時々私の方を見てはにっこりしています。

 「幸せなら手をたたこう」をみんなで歌いました。
 あいのての手拍子をゴンタが完璧にできるのを見て「さすが、私の子」と自己満足に浸たっちゃいました(^_^;) 

 給食の時間はすごかった。
 この日のメニューは、味噌ラーメン、きゅうりとしらすの酢の物、パンです。
 麺類の好きなゴンタは、フォークでラーメンを上手に口に運びます。
 酢の物は手づかみで…あ、あ…。
 パンについたマーガリンだけ先になめています。

 職業柄ほかの子どもも気になって目を移します。
 1歳児もフォークを使ってラーメンを食べているつもりでしょうが、そのほとんどがエプロンの上に…(>_<)
 保育士さんに食べさせてもらっている子は、大きな口を開けて早く早くの催促です。
 「食べる=生きる」だなぁと改めて思いました。

 参観はここまででした。
 こんな個性豊かな子どもたちを毎日相手にしている保育士さんには頭が下がります。
 役場の事務職(特に管理職)の中には「毎日子どもと遊んで楽な仕事だね」なんて言う(または、これに類似したことを言う)人がいますが、

一度現場を見てよ!

 と言いたいですね。
 柳沢厚生労働大臣、あなたにもね(^_-)-☆

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2007/02/09

大学病院受診

 地元の大学病院の呼吸器科を受診しました。
 東京の医師からの勧めです。

 外来の医師は私のCTの写真を見て、
 「これは、がん細胞ですね」
 とあっさり。
 リング状のクリアな陰影は、腎臓からの肺転移によくあるらしいのです。
 「感染症なら、発熱などもっと重篤な症状が出るはずです」
 と医師。

 そうだよね~。おっしゃるとおり。

 診察時間は3分ほど。
 会計窓口で並んだ時間の方が長かったかな(^_^;)
 210円を支払って病院を後にしました。

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2007/02/06

休息日

 1日から再び飲み始めたTS1(抗がん剤)の副作用か、昨日から胃のあたりがムカムカします。
 食欲もありません。
 天気がいいから洗濯や掃除をしたいけど…。
 そんな気持ちをぐっと抑えて、布団に横になります。
 おやすみなさい(-_-)zzz

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2007/02/01

新たな宿題

 東京の病院で4度目の点滴を受けてきました。
 あわせて、前回撮ったレントゲンと血液検査(腫瘍マーカー)の結果を医師から聞きました。

 まず、うれしいニュースです。
 腫瘍マーカーのVMA(ガン細胞の威力を示す)の値が前回より下がって、基準値内になりました!
 1回の検査で一喜一憂するのもなんですが、とりあえず喜んでます(^o^)/

 新たな宿題も出ました。
 レントゲン写真の中で解読が難しい部分があり、呼吸器の専門医を受診してはどうかと提案されたのです。
 私も同じ部分に疑問をもち、地元の医師にどのように読み取るべきか質問してみたのですが、はっきりした答えをいただけませんでした。
 主治医のいる病院には呼吸器科がありませんので、新たな病院を受診することになります。

 あ~、こうやって「がん難民」は増えていくのかなぁ…なんて考えてしまいました。
 ひとつの病院ですむようなガンの専門医やコーディネートしてくれる人が必要ですね。

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