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2007/06/28

一緒に喜んで

 木曜日は回診があります。
 可動式のテーブルに乗ったノート型パソコンの画面を見ながら、病棟責任者のK先生が数人の医師を引き連れてやってきました。
 画面上の私のデータを、小声でまわりの医師に説明しています。

「白血球が増えてたけど、また減りましたね。ちゃんと食べてる?」

 抗がん剤の副作用で造血機能がおちているんだから、食べ物をたくさん食べたからって白血球は増えないよ〜(>_<)
と思いましたが、「はい」とだけ答えておきました。

「これじゃ、次の(抗がん剤の)点滴ができないね…」

(私の心の声)
だから点滴はしたくないってば〜(-.-;)胸の管が抜けたら家に帰るの!それに…

「がん細胞がかなり小さくなったんですよ!」

「…」

 私の言葉になんの反応もせず、K先生はパソコン画面を見ています。取り巻きの医師だけでなくナースも反応なしです。

えっ…(゜.゜)
私が喜んでるんだから、一緒に喜んでよー。

 とっても淋しい瞬間でした。

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コメント

ノーリアクションとは悲しいですね。

でもきっと取り巻き連中は心の中で喜んでいたに違いないよ。おやびんがノーリアクションだったのでやむなく口をつぐんでいたのでしょう。

医師達が感情を表に出さなかったとしても、何よりごんさんの家族、古くからの友人、そしてこのブログを見ている人たちは喜んでいますよ。

投稿: ヤンヤン | 2007/06/29 13:09

ヤンヤンさん、ありがとうございます。うれしくて泣けてきました。
一緒に喜んでくださるみなさんに恵まれたことに感謝です(^-^)

投稿: ごん | 2007/06/30 22:12

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